2019年8月12日月曜日

白峰の焼畑2019

焼畑もしばらく行っていないので、久しぶりの参加です。
2012年8月2013年10月の記事があるので、こちらは6年ぶりでしょうか。

猛暑続き&指導者の高齢化もあり、耕作規模が小さくなっているようです。この規模でも、材の準備も大変だと思います。
焼畑の時期は栽培する野菜の播種と収穫(降雪より前)を基準に決められるそうです。標高が高いほど降雪時期が早いので、焼畑の時期も必然と早くなります。


朝8:00に入れをして、一番下の段まで薪を下したのが9:40。今回はよく燃えたそうですが、前回と前々回は燃えなくて大変だったとか。
天気がいい日は上昇気流に乗ってよく燃える反面、イタイ暑さに見舞われるようです。
一方、曇りの日には炎が上がらず燃やすのが大変。適度な天気を自然に求めるのは難しいでしょうが、、、。


燃えている薪を下す道具は、先端が燃えにくい「クリ」、持ち手は「こしあぶら」などをつかっちるそうです。クリの木は燃えにく丈夫。使い終わった後は取り外して泥の中で保管するようです(乾燥するとおかしくなることがある)。
燃え終わったら、放冷のため昼食&お昼寝休憩へ。
午後からが大変!みんなで桑を持って開墾します。山の畑は石が多くて大変。昔の人たちの苦労を正に肌で感じる。。。
もうへとへとです。。。

みんなでお金を出しながら焼畑をして、炎天下の下で桑をふるって田畑を開墾する。
見る人によっては不思議なイベントですよね。

伝統知を体験することとは、現代人の体験で得られるものとは、今度、イベント参加者に聞き取りをしてみたら面白いかもしれませんね。



西村


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