2014年2月17日月曜日

狩猟への道2 =狩猟免許試験=

さて、何と今回の日程は、講習会の翌日が試験日でした。

筆記試験(3択問題が30問);10:00~11:30
適性試験(視力、運動能力、聴力);13:00~14:00
実技試験(猟具の取扱い、距離の目測*、鳥獣の判別);14:00~17:00
*猟銃の受講者のみ

=筆記試験= 90分で70%以上の得点で合格。
約13問;鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法令
約 6問;猟具に関する知識(希望の免許により、試験内容が異なる(わな、網、装薬銃、空気銃))
約 9問;鳥獣に関する知識
約 2問;鳥獣の保護管理に関する知識
※試験開始から30分経過すれば、退室可能。
※わな・網/銃の併願の人は、120分まで。

~お昼~
午後一番に、筆記試験の合格者が発表されます。
合格者のみが、午後の実技試験へ進めます。

=適性試験=
 視力、運動能力、聴力を粛々と行います。
 
=実技試験= 減点法で、減点数が30点以下の場合に合格(70%以上の得点)。
 【網猟・わな猟免許の場合】 下記3項目
・使用できる猟具(網猟;網など、わな猟;わな)であるかどうかの判別(使用できる猟具3種類、禁止猟具3種類)
・猟具の架設
・ 鳥獣の種類等の判別(16種類、うち狩猟鳥獣は9種類以上)

※主な減点ポイント
猟具の判別を誤った場合(1種類につき) -5点
架設ができない場合 -31点
架設が不完全な場合 -20点
架設が円滑でない場合 -10点
鳥獣の判断を誤った場合(1種類につき) -2点


【第一種(装薬銃・空気銃)・第二種(空気銃)銃猟免許の場合】 下記3項目
・猟具(各銃器)の操作方法
分解、結合、緊急時の受け渡し、集団行動、休憩動作etc
・あらかじめ決められた距離の目測(10m, 30m, 50m, 300mの4種類)
・鳥獣の種類等の判別(16種類、うち狩猟鳥獣は9種類以上)

※大きな減点ポイント
各指示動作が出来ない場合 -31点
銃口を人に向けた場合 -10点
各操作が円滑ではない場合 -10点
用心鉄の中に指を入れた場合 -5点
距離の目測が出来なかった場合(1種類につき) -5点
鳥獣の判断を誤った場合(1種類につき) -2点

鳥獣の判断は、なかなかの苦戦でした。分かったはずのものも、名前を言い間違えたり、思い出せなかったり、、、。
※私の場合、狩猟鳥獣は、マガモ、コガモ、カルガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、タヌキ、キジバト、ハクビシン、ヒヨドリが出ました。

いやはや、、、減点法で30点以内に収まったのでしょうか・・・私の結果は微妙なラインです(==;)


西村

狩猟への道1 =狩猟免許試験の事前講習会編=

今日は、狩猟免許試験を受けてきました。
結果はどうなるかは分かりませんが、受験に際し分からないことだらけだったので、簡単にまとめてみたいと思います(あまり事前に調べても分からなかったので、一つの参考情報までに)。
※詳しい状況は、各都道府県でも異なると思うので、各人の責任に任せまーす。


<基礎知識>
狩猟を始めるには、”狩猟免許&狩猟登録”が必要。
・(狩猟講習会→)狩猟免許(あみ, ワナ, 装薬銃 and/or 空気銃)→各年の狩猟登録

銃による狩猟の場合は、、、
・猟銃等講習会→射撃教習→猟銃の購入・所持が必要。
※狩猟ではなく射撃なら、これのみで可。

・この他、ハンター保険の加入義務などがあります。

ということで、先ずは狩猟免許試験の講習会編です。


=事前講習会=
都道府県の猟友会が開催してくれるもの。
当日の筆記試験のポイント、実技試験の内容もここで教えてくれるので、必須です!

石川県では、受講料;無料。テキスト;700円。例題集;1,500円。
○法令、猟具の取扱、鳥獣の判別;9:00~12:00
○実技指導&練習;13:00~17:00

昨日は、今年度第三回の講習会。
なんと、参加者は100人位でした(銃20人、網・わな80人程度)。
50代前後の男性陣が8割方でしたが、30歳前後の層の人たちも20人位参加していました。
女性陣も5~6人。

午前中は、猟友会の人が講師になって、テキストや例題集を使って、重要なポイントを解説してくれます。マーカーを引いて、出やすい&重要事項を確認。

-昼食-

午後は、「網・わな組」と「銃組(装薬銃・空気銃)」に 分かれて、実技練習。
ワナの組み立てを習う人々、模擬練習用の猟銃を使って、実際の試験と同様の動きを練習する人々。
実技練習に納得するまでトコトン繰り返して、各自流れ解散でした。

西村俊