2014年4月23日水曜日

狩猟への道3 =猟銃等取扱い講習会および考査=

狩猟免許の次は、銃器所持資格です。

1.猟銃等講習会&考査
2.射撃教習&技能検定
3.所持許可申請→入手→確認

という流れのようです。


=猟銃等講習会=
石川県では、2か月に1回のペースで開催されています。
昨日は、31名(うち5名が女性)の参加でした。←これは通常の倍以上の人数だったようです。

  9:30-11:45 法令講習
12:45-14:00 銃の使用・保管等、取扱い
14:10-15:10 火薬法・鳥獣法
15:25-16:50 考査試験(全20問4者択一)・・・70点以上で合格(6問間違えると失格)
16:40 合格発表(即日です)

今回は、30人の合格でした。
※通常は4~5人の不合格者が出るそうです。


・銃砲刀剣類所持等取締法(銃刀法)
・火薬類取締法(火取法)
・鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣法)

・銃器・火薬類の使用および保管等に関すること

なかなか、道は長い。。。


続く。

2014年4月12日土曜日

国土交通省による人口推移の試算

2014年3月28日 国土交通省国土政策局が発表した資料
=「新たな「国土のグランドデザイン」骨子参考資料」(別紙3)=
http://www.mlit.go.jp/common/001033672.pdf
の中の、試算がちょっとした話題となっている。


<<2010年>>
総面積はおよそ38万平方キロメートル
無人の地域はその約53%(約18万平方キロメートル)

この後の経過を、出生率が1.35程度で推移する場合で”推計”すると、、、
2050年ころに日本の総人口が1億人を下回り、2100年には5千万人を下回る。

<<2050年>>
現在の住居地域の
約19%で、人口が0へ、
約44%で、人口が半分以下へ、
約35%で、人口が減少もしくは維持(0~50%)へ、
約 2%で、人口が増加へ、
総じて、無人の地域は、現在の約53%から約62%へと拡大する。


詳細を見てみると、
今の人口規模が小さいほど人口の減少率が高くなる傾向にあり、2%の増加地域は超都市圏に限られるという記述もある。

つまり、現在疲弊が進む地域である農山漁村(中山間地域)から都市部への人口移動が更に進み、荒廃地の加速が指摘されていることになる。

確かに、概観してみても農山漁村の過疎高齢化が進んでいる事実と、各地域で今出会うの人たちの大半が70~80歳であるし、少なくとも人が住まない地域が山間部を中心に拡大していることは事実であるし、都市・近郊部のマンション建設に伴う人口増加が起こっているのも何となく感じられるので、(ばらつきはあるだろうけれども)推計結果が的外れではないとは思う。


経済学的な観点から見ると、「住民が点在しているよりも集中した方が、インフラ整備などへの非効率が解消されてよい」

民族植物学的な 観点からは、「生物文化多様性の喪失への警鐘」

という視点の意見もあれば、

国策的な話では、「移民受け入れ論」なんかも進んでいるらしい。



単純に都市に人口が集中していった時に、日本はどうなるのか。
源流域の荒廃と都市部の発展が両立するのか。

国家百年の計を考えた時、どういった施策やプロジェクトに舵を切るべきなのか。

考えがまとまらないので、上記推計の記録という程度に、ここに残しておきます。

続く(?)