2017年8月29日火曜日

狩猟への道 =射撃練習(1)=

さて、狩猟を始めるにもまずは射撃の腕を上げる必要があります(銃刀法上、【射撃技能の維持向上】の義務もあります)。
忍び猟やワナの止め刺しなど単独での猟銃使用ももちろん想定されますが、猟友会に所属したり、若い人の集まりに混ぜてもらって狩猟に参加するetc にしても、やはり腕前を上げる必要があります。こればっかりはセンスと地道な練習努力でしょうか。

山間部などでも個人で標的を作っての射撃練習などは"銃刀法違反"となるので(【発射の制限】許可された目的での射撃しか認められていない)、必ず近隣の射撃場に行って練習しましょう。初めての方も、オーナーや経験者の方が丁寧に使い方などを教えてくれる(ハズ)です。

1.
まずは、電話で個人で射撃練習ができる日と時間帯を聞くのがお勧めです。
というのも、射撃場はクレー射撃大会や猟友会の練習会、支部の競技会などで、(特に土日は)貸し切りとなっていることがあります。せっかく遠方から行っても練習できなかった・・・なんてこともあり得ます。事前確認は大事ですね。電話一本なのでぜひ。
※ライフルが使える場所、散弾のみ、【トラップ】and/or【スキート】など、射撃場によって設備も異なるはずですので、Web等で要確認。

2.
さて、向かう道中ですが、
猟銃etcを"裸"で持ち運ぶことは禁止されているので(【携帯・運搬の制限等】携帯・運搬時は銃器にカバーなどを掛ける)、分解できる銃はジュラルミンケースなどへ、折れない銃も専用のキャリアに収納して運びましょう。自家用車で移動できるのなら、それが一番ベターです。
※但し、この場合も厳密にはトイレやコンビニに入る時も銃を管理していないと違反になります(【所持の概念等】自己の支配できる状態におくこと!)&その都度持ち運ぶのも大変・一見物騒なので、移動途中にどこへも立ち寄らないように事前準備を万端にしておくことが勧められています。

また、持ち運びの際には、、、
【銃砲所持許可証】の携帯・・・お忘れなく(【所持許可証の携帯】銃の携帯時には手帳の所持は義務)。また射撃場で銃の所持許可番号を書いたりもします。
【実包等管理簿(受払簿&残数管理簿)】・・・すぐに使用量を記載する意味でもも必要ですね(実包の所持状況の記録化)。
【猟銃用火薬類等譲受許可書】・・・実包を射撃場で購入する場合には、これがないと弾が購入できません。有効期限に注意!

3.
さて、到着したら、受付で氏名・住所・許可番号etcを記入して、準備。
【トラップ】1~5番射台
【スキート】1~8番射台(プール(右へ)方向とマーク(左へ)方向)
目的に応じて&熟年度に応じて、射撃場のオーナーetcと相談して練習方法を決めるのが一番です!

所持している銃の種類によっても、トラップに向いている銃、スキートに向いている銃があるようなので、確認しましょう(もちろん購入時に用途に合わせて・・・)。


<費用>
射撃場によって異なると思いますが、
入場料+3R+75発で7000円前後でしょうか?


ご参考に。