7月25日(月)は、20:00~第3回白山ろく里山ミーテイングがありました。
今回のテーマは、「白山ろくにもし地域おこし協力隊が派遣されるとしたら?」でした。
「地域おこし協力隊」制度は、
地域外(主に都市市民)の人材を誘致し、移住・定住を図りながら、地方・地域の維持・強化を図ることを目的に、人件費(200万円/人・年)と活動費(200万円/年)の補助を受けながら、地方自治体が受け入れ先となって、地域と協力しながら課題を解決して行く人材募集制度。
元々の雇用契約に沿って、地域のニーズに大して課題を解決できるスキルを持った人材が求められる。期間は最大3年間。
全国で2625名(H27)が活動しており、石川県でもH28.1月で13名が活動中(内、7市町村は能登半島)。白山市での受け入れ実績・予定はない状況。
一方、
「緑のふるさと協力隊」制度は、
こちらは、地域のニーズに合わせて、地域の生活を住人として体験できる制度で、生活費(5万円/人・月)の他に、活動に必要なガソリン代etcを自治体から支給される。期間は1年間。地域おこし協力隊とは異なり事前の雇用契約はなく、1住人としての体験・活動が主流。
H28年の受け入れは全国で17自治体、白山ろくの白峰地区でも去年から受け入れを行っている。
今回はワールドカフェ方式ではなく、KJ法によるグループワーク。
4チームに分かれて、チーム名を決めて、地域おこし協力隊へ依頼する課題やその受け入れ態勢について、議論が行われました。
チーム「白山パイオニア」
現在、人材・資金が不足している事業の支援から始めてはどうか?そのためには、地域でどういった段取りを整えるべきかといった実務型の議論。居酒屋が欲しいというニーズや「期待し過ぎないことも大事」という意見も。
チーム「自然」
情報発信、空き家利用、商品流通網の確立、発酵食品の研究など、来てほしい人材像や具体的な活動が話題に。まずは来てやりたいことを思いっきりやってみてほしい!
チーム「157」
白山ろくを走る国道157号線沿いを〇〇街道とネーミングして、通過する車の停車地・目的地化を目指す活動支援を提案。特に、子どもを連れて行って1日遊べる場の作り方が話題に。
チーム「ワカモノ隊」
「白山ろくでしかないものは?」という問いから、白山ろくで余っている物とそのメニュー化や活用のアイデアを出せる人材を募集してはどうか?
地域おこし協力隊は、3年間の任期付きなため、その後の生活保障や立ち上げた事業の継続性を不安視する受け入れ自治体も少なくないようです。補助金を得ながら地域の課題解決のための助っ人を雇用できるせっかくの制度ですが、白山市(白山ろく)での受け入れ実績をまずt来るためにはどうしたらいいのか!?、実際に制度の運用に漕ぎ着けるまでにはまでには、まだ議論が必要なのかもしれませんが、こうやってイメージを少しずつでも形にして行くことで、実現に近づいていくのだと思います。
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