"かまし"とは、シコクビエのこと。
穂が鴨の足に似ていることから、「カモアシ」→「カマシ」となったという話。
白山ろく白峰地区では、"かまし"を挽いて炒ったもの(炒り粉)をお湯と練り合わせて食べる「かましいりこ」という食べ物が、おやつ代わりに食べられていたようです。
山間部の栄養補助食品である雑穀を、より食べやすくする工夫ですね。
カマシイリコそのままというよりは、砂糖を加えて食べるのが一般的なようです。
最近では、 かましせんべいなども商品化されているようです。
西村
【ppmusee研究員&友の会会員による生物多様性と文化、民族植物学、環境教育学、地域づくりなどに関するつれづれ日記です】 植物と人々の博物館のホームページはこちら →http://www.ppmusee.org/