2023年1月30日月曜日

環境学習市民連合大学: 第8回自給農耕ゼミ(小金井) 

共通の興味・関心をもって集う仲間が自由に学び合う場として、 2021年から始めている環境学習市民連合大学。関連講座の第8回自給農耕ゼミ(小金井)が2月5日に開催されます。

オンラインZoomでも参加可能です。

詳細はイベントWebを参照ください。

http://www.ppmusee.org/event/pg1131.html






2022年9月2日金曜日

アキの気配

自宅の軒先で小菅村から譲り受けて種継ぎしているアワが先日出穂しました。
3~4年目だと思いますが、優勢を選んで継いでいるつもりでも毎年小さな穂のものも出てきます。不思議ですね。
気候(日当たり、日照時間、長雨etc)や土壌の養分など色々と関連はありそうですが、プランターなどでも雑穀栽培を体験することができます。

「植物と人々の博物館」では、種子をお譲りしていますので、来シーズンぜひ軒先から始めてみてはいかがでしょうか?



2022年8月9日火曜日

2年ぶりの焼畑

コロナ過で昨年は参加できていませんでしたが、先日、石川県白山市白峰地区での焼畑イベントに2年ぶりに参加して来ました。


暫く訪問していませんでしたが、石川県立白山ろく民族資料館には、橘文庫コーナー(橘禮先生の紹介と調査道具・文庫の展示コーナー)が新設されていました。





2022年2月27日日曜日

SEED

グローバル企業の支配によって植物の多様性が失われているとの警鐘を取り上げた

ドキュメンタリー映画『SEED〜命の糧〜』(2019年6月29日公開)
https://unitedpeople.jp/seed/

では、

* 20世紀中に野菜の種子の94%余りが消滅(アメリカ) *

と試算されているようです。

昨日は、個人の方が開催されている「種の交換会」に顔を出しました。

ローカルシードバンクの地道な取り組みの役割は、後から気が付いても元には戻せないものです。

種子の役割、人々の生活における機能 etc 色々な話題交換の場でした。







2021年7月22日木曜日

最近の活動

なかなかブログ更新が追い着いていませんが、梅雨が明け日差しが厳しい日々が続いていますね。

最近の活動について、会告なども含めてお知らせいたします。
※メルマガでは既にお知らせしている内容も含みます。

◆環境学習市民連合大学『環境楽習会』という連携講座が始まりました。
東京都小金井市の環境楽習館を会場として(当面はコロナ対策でオンライン併用)、学び合いたい人が集い、環境学習実践の理論を共有し考える講座が始まりました。

 第一回 6月27日(日) 10:30~12:00 に開講しました。
 資料:http://www.milletimplic.net/university/1PELCUES.pdf
 動画:https://youtu.be/pqF-ZGVLV1s


今後、偶数月末の日曜日(10:30~12:00)開催を予定していますので、ご興味のある方は是非ご参加ください(参加無料)

◆自主ゼミも開講予定です。
 ・第一回 自給農耕ゼミ(小金井) 9月18日(土) 14:00~16:00
  場所:小金井氏中町カエルハウス(オンライン併用)


最近はコロナ禍でなかなか活動としては動きにくいですが、オンラインを併用したり、新しい形の繋がり形成も始めていますので、遠隔での参加も含めご興味があればぜひ会告等の関連Webページ ( http://www.milletimplic.net/university/civicuues.html )をご覧ください。

雑穀栽培見本園の除草をしたり、博物館の看板を据え直したり、木俣研究員が対応して下さっています。




2021年5月29日土曜日

麦秋

大麦が色づき、収穫時期になりましたね。




2020年10月19日月曜日

稲刈りに想う「成長の再考機会」としての年中行事

今年は越県が自粛要請中だったので田植えには参加できませんでしたが、稲刈りには参加することができました。

「同じ作業工程を繰り返す」という事の意義、今回は感慨深く感じました。

コロナ禍での自粛が影響しているのか?と考えると、今まで当たり前にできていていたことができなくなって、再開したという観点からはそういった側面もあるかもしれませんが、子ども達(色々な参加者の子どもの成長も含めて大きな意味での)や参加する大人、そして自分の成長を、こういった「同じ作業工程を繰り返す」という事で感じる機会となるのだなぁと、改めて感じたことでした。同じ場所に入れ違いで集いながら数年ぶりに再会した人も多く、それぞれの変化をまた感じました。

いつのまにかノコギリ鎌が使えるようになっていたり、藁での結束が自然と身についていて身体が勝手に稲を縛っていたり、、、etc

同じ田んぼでも毎回、稲の分結の仕方や穂の稔り方も変わってきます。実際に田んぼの管理はしていませんが、毎日田んぼを気にしながら管理している方はもっと年々の移り変わりでの失敗や成長を肌で感じているのでしょうね。


大学時代に、久田邦明先生の授業を取っていて、年中行事や通過儀礼、公民館活動や生涯学習、子どもの居場所や溜まり場、に興味を持ちました。地域で受け継がれている「成人するにはXXできること」(ex. ある地域では、川への飛び込み:X歳までに大きな岩から、Y歳までに橋の上から etc)、一人前として認められる儀式。今は、どれくらい受け継がれているのでしょうか。

人生の節目節目の行事やイベント(成果発表会、記録会、冠婚葬祭)、積み重ねていくことで気が付く成長の機会、回顧する機会、未来への展望を描く機会、そういった「場」、皆さんそれぞれがお持ちなのでしょうね。

葬儀や**回忌(**年祭)の間隔、昔は身をもって、忘却曲線と回顧のタイミングの間合いのうまさを感じました。昔ながらの行事や風習の中には、色々な振り返りの機会が巻かれているのではないでしょうか。


余談↓

田んぼで元気に飛び跳ねていた「日本アカガエル」。このように脚を伸ばして掴むと、カエルはおとなしくしているのだそうです。


西村