2018年5月30日水曜日

銃砲の検査 =年一回、毎年春にあります=

銃を所持すると手続きが大変!!!と言われる一つが「銃砲一斉検査」。

毎年、銃の改造が無いかどうか、所管の警察署に銃を持参して、届け出・許可にあった銃の仕様になっているか、改造や損傷等が無いか、確認してもらって、許可印をもらう必要があります。

検査自体はそこまで時間はかかりませんが、
・混んでいる場合には順番待ち
・そして、何より指定された平日1日のみ!
※事前に都合が悪い場合には相談すると個別対応して下さる模様。

この時に、
■火薬等の仕様履歴の参照、記録簿の状況確認
■保管庫、ガンロッカー等設置に変更が無いか
■仕事に変更が無いか(単身赴任の有無など)
等の確認面談があります。

ちなみに、この検査は無料です。


なお、2年に一度、許可更新が必要で、座学講習&実技講習もまたあるのだとか。。。しかも有料。。。

狩猟への道 =射撃練習(2)=

~なかなか大忙しで、更新期間が空いてしまいました。~

銃を購入ないしは譲渡された際に、狩猟用なのか(大物用?鳥打用?)?射撃用なのか?競技用なのか?など、話に上がった方も多いかもしれません。
練習も銃によって、【トラップ】用なのか【スキート】用なのか、適している練習があるようです。

ちなみに、クレー射撃の標的はこちらの素焼き皿↓



<トラップでまず始めるのは、まっすぐのみ!>

射撃場のルールにもよるとは思いますが、
空いている時には1番射台で5発>>2番射台で5発>>3番射台で5発>>4番射台で5発>>5番射台で5発、としてもらえるかと思います。
※1 通常は、1番射台で1発>>2番射台で1発>>3番射台で1発>>4番射台で1発>>5番射台で1発、×5セット

トラップのストレートで物足りなくなってきたら、ランダムの練習へ移行!
その場合は、
1番射台で1発>>2番射台で1発>>3番射台で1発>>4番射台で1発>>5番射台で1発、×5セット。射台ごとにランダム5方向になります。
※とはいっても、x番車台での5枚の出る方向は決まっている。


射撃場が混んでいて複数人で入る場合には、そのラウンドのチームがまっすぐのみのチームなのか、ランダムのチームなのか、ちゃんと確認してから参加しましょう。でないと、予期せずにも大変な25枚の戦いになります(汗)
・・・実際に、まっすぐのつもりでラウンドに入ってランダムだったことがあり、必死になりました(苦笑)


<スキートで始める場合は、7番マーク>

・一番右手後方の7番射台。マークなので、後方から遠ざかるクレーを射撃します。
中心のポール方向に構えて、右手後方から飛ぶクレーを待って打つ感じです×25枚。

・次は、そのまま7番射台で、プールを打つのがいいのかなと思います。
プールは左手奥から右手に飛んでいくクレーを射撃します。
マークとは違って、追って打たなくてはならないので、難しくなります。



続く

2017年8月29日火曜日

狩猟への道 =射撃練習(1)=

さて、狩猟を始めるにもまずは射撃の腕を上げる必要があります(銃刀法上、【射撃技能の維持向上】の義務もあります)。
忍び猟やワナの止め刺しなど単独での猟銃使用ももちろん想定されますが、猟友会に所属したり、若い人の集まりに混ぜてもらって狩猟に参加するetc にしても、やはり腕前を上げる必要があります。こればっかりはセンスと地道な練習努力でしょうか。

山間部などでも個人で標的を作っての射撃練習などは"銃刀法違反"となるので(【発射の制限】許可された目的での射撃しか認められていない)、必ず近隣の射撃場に行って練習しましょう。初めての方も、オーナーや経験者の方が丁寧に使い方などを教えてくれる(ハズ)です。

1.
まずは、電話で個人で射撃練習ができる日と時間帯を聞くのがお勧めです。
というのも、射撃場はクレー射撃大会や猟友会の練習会、支部の競技会などで、(特に土日は)貸し切りとなっていることがあります。せっかく遠方から行っても練習できなかった・・・なんてこともあり得ます。事前確認は大事ですね。電話一本なのでぜひ。
※ライフルが使える場所、散弾のみ、【トラップ】and/or【スキート】など、射撃場によって設備も異なるはずですので、Web等で要確認。

2.
さて、向かう道中ですが、
猟銃etcを"裸"で持ち運ぶことは禁止されているので(【携帯・運搬の制限等】携帯・運搬時は銃器にカバーなどを掛ける)、分解できる銃はジュラルミンケースなどへ、折れない銃も専用のキャリアに収納して運びましょう。自家用車で移動できるのなら、それが一番ベターです。
※但し、この場合も厳密にはトイレやコンビニに入る時も銃を管理していないと違反になります(【所持の概念等】自己の支配できる状態におくこと!)&その都度持ち運ぶのも大変・一見物騒なので、移動途中にどこへも立ち寄らないように事前準備を万端にしておくことが勧められています。

また、持ち運びの際には、、、
【銃砲所持許可証】の携帯・・・お忘れなく(【所持許可証の携帯】銃の携帯時には手帳の所持は義務)。また射撃場で銃の所持許可番号を書いたりもします。
【実包等管理簿(受払簿&残数管理簿)】・・・すぐに使用量を記載する意味でもも必要ですね(実包の所持状況の記録化)。
【猟銃用火薬類等譲受許可書】・・・実包を射撃場で購入する場合には、これがないと弾が購入できません。有効期限に注意!

3.
さて、到着したら、受付で氏名・住所・許可番号etcを記入して、準備。
【トラップ】1~5番射台
【スキート】1~8番射台(プール(右へ)方向とマーク(左へ)方向)
目的に応じて&熟年度に応じて、射撃場のオーナーetcと相談して練習方法を決めるのが一番です!

所持している銃の種類によっても、トラップに向いている銃、スキートに向いている銃があるようなので、確認しましょう(もちろん購入時に用途に合わせて・・・)。


<費用>
射撃場によって異なると思いますが、
入場料+3R+75発で7000円前後でしょうか?


ご参考に。



2017年7月7日金曜日

狩猟への道 =狩猟免許の更新講習会=

さてさて、今回は狩猟免許の更新講習会。
免許取得から3年経過して、今年が有効期限だったのでそろそろ更新講習の確認しなくてはと思っていたところに、丁寧に案内ハガキが来ました。どこの都道府県でも案内通知が来るものなのでしょうか?ということで、参加してきました。

<申し込みに必要なもの>
・申請書>>印鑑不要なのに、提出に行くと[念のために]と押印を要求されたり、訂正印が必要だったりするので、申請時には印鑑の持参をおすすめ。
・写真
・手数料(証紙):2,900円
・猟銃・空気銃所持許可証の写し
・診断書>>これは「猟銃・空気銃所持許可証の写し」での代用が可能なので、銃の許可が下りていれば不要。
・返信用封筒(82円切手を添付)>>後日(受講日前に)受験票が送られてきます。


<各項目60分の講義>13:30~16:30の長丁場。
・法令に関する知識(保護管理含む)
・鳥獣の判別
・猟具の取扱い
・・・テストなどはないが、狩猟免許取得時のような3托試験問題で理解度チェック(持ち込み可で、答え合わせもその場で実施)

<適性試験>
・運動能力・・・全体で体を動かして脱落者がいないかで確認
・視力・・・運転免許所持者は記載内容の提示で代用確認
・聴力・・・呼名等に反応できるかどうかで確認

何かこれまでの講習資料が必要なのかとか、また銃・わなの取扱いの実演や鳥獣の判別などの試験があるのかと戦々恐々としながら&大荷物で参加しましたが、特には適性試験で脱落しなければ&講義にちゃんと参加していれば、問題なく更新されるような雰囲気ですね。

そういえば、狩猟読本が新しくなったようです!↓
見た目がハイカラになり、内容も読みやすく&分かりやすくなった印象!

2017年7月4日火曜日

大きなナメコ!?

先週の日曜日、大雨の合間の日曜日に白山ボタン鍋プロジェクト発起人メンバーの親睦会に参加(最近は年2回くらい、近況報告などのために集まっている)。今回は、白山ろくの特産の一つとして売り出している木滑ナメコの栽培施設見学+白山吉野オートキャンプ場でのBBQ(一般参加者含む)。

さて、みなさんは”大きなナメコ”を想像できるでしょうか?
木滑(きなめり)で42-43年のナメコ栽培経験を有する高山さんを訪問。石川県内に20軒ほどあったナメコ農家も現在は2軒しか無いのだそうです。原木栽培から菌床栽培へと技術移行し、工業化・効率化が進んだことで価格の下落が起り、個人農家がやっていけなくなってしまったことが大きな要因のようです。

ここでは、小・中・大の3サイズのナメコを栽培し、用途の多様化を図りながら"木滑ナメコ"としてイオンやマルエーに卸しているとのこと。ナメコの栽培に、2カ月半以上(大まかに、殺菌→植菌→培養:35日→熟成:40日→発生:10日→収穫)も手間暇がかかることを知りませんでした!


「小さなナメコをお味噌汁にする」ことしかイメージの無かった私ですが、大きなナメコのBBQも楽しんだのでした。

もし大きなナメコを見かけたら、是非"焼きなめこ"として是非食してみてください。 

西村

2017年5月29日月曜日

田植えはブヨにご注意あれ

27日(土)に久しぶりに田植えに参加してきました。
午後、しかも途中だけでしたが、良い気分転換になりました。
そして、翌日から体の節々が痛いです(苦笑)
これも毎年のことですが、半ズボンでの田植えで失敗します。翌日から数日は足のかゆみに悩まされるのです。今日、数えてみたら、左足はひざ下16箇所、右足はひざ下11箇所が真っ赤です。。。主にブヨでしょうね。
次回からは、長ズボン&抜けない長靴にしよう、、、と毎回思いつつなので、メモしておこうと思います。。。

今回のお土産にとイオンに立ち寄ったら、こんな焼酎があったので手土産に持参しました↓
※棚の隣には、小松のまるいもから作った焼酎もありましたが、今回はこちらをチョイス。
以前、ppmuseeでも雑穀ビールや雑穀焼酎を作ったことがありましたが、こういった特産品開発がまた注目されているのでしょうか。


2017年5月14日日曜日

狩猟への道 =猟銃の取得=

さて、「教習射撃」を無事に合格すると「射撃教習実施結果証明書」(採点表)・「教習終了証明書」を発行して頂けます。
※有効期限は、公布日から起算して1年を経過しないまで。
これで、猟銃所持へ進めることとなります。

=銃砲許可申請に必要な書類=
・銃砲諸事許可申請書

・譲渡承諾書(これが一番大事な書類)
どこから、どんな猟銃を得るのかを定めなくてはなりません。
インターネットで購入する人もいれば、銃砲店・銃を手放す個人から購入する人、手続きを経て海外品を個人輸入する方etc様々なようです。

労力が要らないという点では、銃砲店に相談するのが無難です。個人間の譲渡であれば、有るものをもらうわけなので、細かい種類を悩まなくて済むという点ではいいのかもしれません。
教習射撃に使用するような折れる上下二連式以外にも、自動銃(3砲が入るもの)、シュットガンタイプなど、色々あります。銃の機構以外にも、中古・新品・どのメーカーにするか・デザイン・持った時のfit感、口径(一般的な狩猟銃は、2連で口径が違っていて、遠くへ行く鳥を打つ時、遠くから近くへ向かってくる鳥を打つ時、など向いている口径があるようです。2口径が変わらないもの(大型獣&クレーのみ)というものもあったりetc)。値段もピンきりなので、結局は出会いなんかもしれませんね。

・写真2枚(6か月以内に撮影のもの)・・・この写真が、「銃砲所持許可証」の写真になります!6ヶ月以内厳守で、取り直しになる場合もあります。
・教習終了証明書(つまり、上述の教習射撃の合格証)
・講習終了証明書(初めに受講した座学講習会のもの)
・狩猟免許(用途が狩猟の場合) ※狩猟・標的射撃・有害駆除
・手数料の証紙(10,500円分)

<その他:教習資格認定申請用の書類の有効期限が過ぎていなければ再提出は必要ありません>
・診断書(1万円程度、、、有効期間が過ぎていたら何とまた発行が必要です。出費と労力がかかるだけなので、何度も代わり映えがしない同じ書類を要求されるというのはどうにかしてほしいものです。)
・同居親族書
・身分証明書
・住民票(本籍地記載有)


事務的なことだけを列記することれだけなのですが、、、現実には、
・銃を購入・譲渡するための相談・手配
・ガンロッカー・実包ロッカーの準備(申請後で可)
・申請後に、自宅保管の場合には、ガンロッカー・実包ロッカーの実態(諸事の有無、保管場所、固定方法、鍵の管理etc)の訪問調査
※必要に応じて、訪問時に同居人and/or近所への聞き取りがあります。

大体、申請後、訪問確認を経て、1か月程度で許可が下りるようです。

そして、

許可書(有効期限3か月)を受け取った後、銃器の譲渡を行い、2週間以内に銃器の実態調査となります。譲渡された銃が、許可を得た銃と同じであるかどうか、警察署へ持参して採寸などを行います。

そして、まだ、、、
これから毎年1回、銃器を警察署へ持参し、改造がないかなどの確認&使用状況などの聴取があるようです。実包の受払簿の管理も始まります。


警察署でできる手続きが平日ばかりなので、なかなかすべての対応をできるだけの勤務形態の方は少なく(有給が取りにくい&複数日平日を休め無い場合、とても難しい)、申請時期によっては同じ書類が何度も必要になったり、それぞれの道具や書類の手配に費用と手間も係ったり、相談や聞き取りに時間を取られたり、、、なかなか単に厳しいからというだけではない「乗り越える条件がタイト」というのが、所持者が増えにくい要因なのではないでしょうか。

いやはや、まだここまでで道具と許可をそろえたという段階で、やっと狩猟へのスタート地点といった感もあります。