やっと散弾銃の所持への意思が塊り、いざ教習射撃申請!
※今後の有効期限が短くなるので、色々考えて早2年が経過しました。最長の書類の有効期限が3年(来年の4月まで)なので、今年取らないと、また0からのやり直し。。。
教習射撃の教習を受けるためには、警察署から「教習資格認定書」と「猟銃用火薬類等譲受許可証」の許可・発行を受ける必要があります。
まずは、 「教習資格認定書」の申請。
・初心者講習修了証明書(有効期限3年)
・住民票(家族全員、本籍あり)
・身分証明・・・市役所で発行してもらえる破産したり、借金がないという証明書。
・証明写真2枚
・経歴書(10年間の学歴と居住地の一覧)
・所定の誓約書2枚
・診断書(精神科医の認定に大きな病院では1万円くらい)
・手数料(県証紙) 8,900円
※&すでに取得している人は、「狩猟免許」
が必要でした。
診断書の取り直しだけでも1万円の出費です(ーー;)
もろもろ揃えて申請をすると、最寄りの警察署の職員の方が身辺調査(聞き取り調査)に来られます。自宅の家族&近所の人への聞き取りが主なようです。
もう少し早いかと思いましたが、だいたい1か月ちょっとかかりました。
先日、晴れて 「教習資格認定書」(有効期間3か月)が公布されたので、人物的に認められたということでほっと一息です。
受け取りの際に、当日発行で「銃用火薬類等譲受許可証(最大300発)」の申請・交付(手数料2,400円)も受けられまました。
次は、いよいよ「猟銃等初心者教習射撃」へ!
どうなることやら、、、。
ちなみに、この講習会、おおよそ月1回、しかも平日なので、なかなか参加することができません。
※他県の射撃場でも受講が可能なので、調べればチャンスは広がりますが、遠出になります。
「教習資格認定書」と「猟銃用火薬類等譲受許可証」の有効期限が3か月なので、計画的な受講計画を立ててから手続きを進められることをお勧めです。
さてさて、どうなるやら、、、
2016年4月13日水曜日
2016年2月21日日曜日
第1回白山ろく里山ミーティング
昨日は、白山ろく里山ミーティングの第一回に参加してきました。
主催は白山しらみね薪の会さん、ヤマダチ会の主催である白山ふもと会さんも共催です。
目的は、
>>白山ろくには地域活性化に取り組んでいる個人・団体が多 くいらっしゃいますが、情報交換の機会が少なく「誰が何 をやっているのか分からない」という現状があります。同 業者あるいは異業種間の情報交換によって、新しい事業の アイデアが浮かび、協働することで実現可能になる事業が あるのでは。そんな思いから、白山ヤマダチ会様と、「白 山ろく里山ミーティング」と題した白山ろくで活動する個 人・団体の事業紹介と意見交換会を定期的に開催していく こととしました。
事業者間のマッチングを図る「白山ろくで協働を行うため の情報プラットフォーム」となればと考えております。
(主催者告知内容)
当日は、
白山麓で生活・活躍されているお二人の方(カタクリの群生地を育て、里山体験・交流活動を行ってきたYさんと、金沢市から5年前に移住して、カフェを営みながら皮細工品の加工・製造・販売をされているNさん)からの情報提供の後、5グループ各4~5人に分かれて、「ワールド・カフェ」形式での意見交換を行いました。
テーマは、「白山麓の森林資源の活用」について。
①25分の 意見出し
②1人をそのグループに残して、他のメンバーはミックス。そして、新しいグループでのネタを基に、議論を更に25分深める。
③再度、元のグループに戻り、それまでの話し合いを基に、追加で25分間まとめる。
その後、まとめの発表時間は持てませんでしたが、各人でグループの議論の経過をまとめた用紙を閲覧し、感想をポストイットに書いて、ホワイトボードに張って、解散。
まとめの時間があまり取れなかったのが残念でしたが、とても面白い意見出しもできましたね。
今後の人の環の広がりが楽しみです。
自分で感じたことなどは、また「民族植物学ノオト」の方にでもまとめられたらと思います。
メモ;
・「価値が埋もれていて見えていない」 のか 「使いたい!という価値を見いだせないから資源の存在を分かっていても未利用」なのか。
・山ができ、ウサギが増え、猛禽類が増える。山が森となり&外来種が増え、ウサギが減り、猛禽類の絶滅危惧種へ。「植生の変化」が、繋がり、関連し、大きな影響として時間がたってから現れる。
・炭焼きや出づくり(焼畑農耕)、林業の低迷(間伐、皆伐の減少)等の人間の営みが変化することで、 森の木々がいぶされなくなり&山の手入れが行き届かなくなり、森の荒廃にもつながってきた。
・獣。牛や豚の家畜とは違う天然のピュアでエコな資源。
・狩猟文化の継承・伝承の必要性。現役世代の高齢化@60-70代。一方で、猟の副収入化(有害駆除)。
・ここで暮らしたい!でも収入源が心配、という層もいる。
・旧5村の合併から10年。村の垣根をどこまで取り払うことができたか。
・森林資源の高付加化・価値感の創出・差別化・ブランド化・限定感・特別感→未利用資源の価値創出→収入源・利用の促進。
※質を高めることで、消費者が試してみたい!という意欲を創出→間口・循環が拡大。一方で、森林資源(材料・量)には数に限りがある&産業化すると、おいしくなくなる・特ベル感が低下する。
・"特別な体験"と思えることやものをお金で買う時代。ex.薪ストーブ。
etc
主催は白山しらみね薪の会さん、ヤマダチ会の主催である白山ふもと会さんも共催です。
目的は、
>>白山ろくには地域活性化に取り組んでいる個人・団体が多
事業者間のマッチングを図る「白山ろくで協働を行うため
(主催者告知内容)
当日は、
白山麓で生活・活躍されているお二人の方(カタクリの群生地を育て、里山体験・交流活動を行ってきたYさんと、金沢市から5年前に移住して、カフェを営みながら皮細工品の加工・製造・販売をされているNさん)からの情報提供の後、5グループ各4~5人に分かれて、「ワールド・カフェ」形式での意見交換を行いました。
テーマは、「白山麓の森林資源の活用」について。
①25分の 意見出し
②1人をそのグループに残して、他のメンバーはミックス。そして、新しいグループでのネタを基に、議論を更に25分深める。
③再度、元のグループに戻り、それまでの話し合いを基に、追加で25分間まとめる。
その後、まとめの発表時間は持てませんでしたが、各人でグループの議論の経過をまとめた用紙を閲覧し、感想をポストイットに書いて、ホワイトボードに張って、解散。
まとめの時間があまり取れなかったのが残念でしたが、とても面白い意見出しもできましたね。
今後の人の環の広がりが楽しみです。
イノシシの心臓、ひれ、ハツなども、話中のおつまみとして提供されました。 |
西村俊
自分で感じたことなどは、また「民族植物学ノオト」の方にでもまとめられたらと思います。
メモ;
・「価値が埋もれていて見えていない」 のか 「使いたい!という価値を見いだせないから資源の存在を分かっていても未利用」なのか。
・山ができ、ウサギが増え、猛禽類が増える。山が森となり&外来種が増え、ウサギが減り、猛禽類の絶滅危惧種へ。「植生の変化」が、繋がり、関連し、大きな影響として時間がたってから現れる。
・炭焼きや出づくり(焼畑農耕)、林業の低迷(間伐、皆伐の減少)等の人間の営みが変化することで、 森の木々がいぶされなくなり&山の手入れが行き届かなくなり、森の荒廃にもつながってきた。
・獣。牛や豚の家畜とは違う天然のピュアでエコな資源。
・狩猟文化の継承・伝承の必要性。現役世代の高齢化@60-70代。一方で、猟の副収入化(有害駆除)。
・ここで暮らしたい!でも収入源が心配、という層もいる。
・旧5村の合併から10年。村の垣根をどこまで取り払うことができたか。
・森林資源の高付加化・価値感の創出・差別化・ブランド化・限定感・特別感→未利用資源の価値創出→収入源・利用の促進。
※質を高めることで、消費者が試してみたい!という意欲を創出→間口・循環が拡大。一方で、森林資源(材料・量)には数に限りがある&産業化すると、おいしくなくなる・特ベル感が低下する。
・"特別な体験"と思えることやものをお金で買う時代。ex.薪ストーブ。
etc
2015年11月9日月曜日
第36回 環境学習セミナー
イベント情報に掲載のように、今週末に以下のセミナーが開催されますので、お誘いあわせの上ご参加ください。
現在、人口700人余の小菅村でも、源流の郷やエコミュージアム日本村など、以前から多く村づくりの取組みがなされている。これらの経験を自ら学び直し、また、他村の経験をともに学ぶためのセミナーにしたい。
日時:2015年11月14日(土)~15日(日)
場所:山梨県小菅村 役場および中央公民館
参加費:資料代など1,000円、懇親会参加費3,000円、体験参加費500円、宿泊(1泊朝食)6,500円
連絡問合先:NPO法人自然文化誌研究会 事務局 黒澤友彦
e-メール npo-inch@wine.plala.or.jp Tel: 0428-87-0165 携帯 090-3334-5328
主催:NPO法人自然文化誌研究会、エコミュージアム日本村/ミューゼス研究会
共催:NPO法人ECOPLUS、協力:東京学芸大学環境教育研究センター
後援:小菅村、小菅村教育委員会、小菅村商工会、小菅村観光協会
※この事業は 公益財団法人 国土緑化推進機構 「緑と水の森林ファンド」の助成を受けて開催しています。
プログラム:
11月14日(土) 『明日の小菅村を探る』~持続可能な地域社会の再検討~
昼の部~会場は小菅村役場新庁舎
12:30~ 受け付け開始 小菅村役場新庁舎
13:00~13:20 趣旨案内と挨拶 青柳諭(ミューゼス研究会代表)
13:20~13:50 源流の郷小菅村 佐藤英敏(小菅村教育長)
13:50~14:20 全国のトランジションタウン活動と藤野の例
小山宮佳江(NPO法人トランジション・ジャパン共同代表)
14:20~14:30 休憩
14:30~15:00 「日本で最も美しい村」連合が目指す地域社会の未来
杉一浩(NPO法人「日本で最も美しい村」連合 常務理事)
15:00~15:30 講演 地方消滅論の再検討 山下祐介(首都大学准教授)
15:30~15:40 休憩
15:40~16:30 質疑応答など
16:30~16:45 まとめ 木俣美樹男(東京学芸大学名誉教授)
夜の部の会場は小菅村中央公民館、植物と人々の博物館の展示案内。
18:30~20:30 懇親会(フリートーク・立食、宿はR&B)
11月15日(日) 『小菅村を楽しむ』
トレイルマップがあるので、希望者は各自で散策できます。
9:00~ 集合・説明
9:30~11:30 体験へ出発
① こんにゃく体験と掛け軸畑(橋立地区:木下新造)
② 養殖業と天神山(川池地区:小菅一芳)
11:30 そのまま集合せずに解散、昼食は各自で。
趣旨案内と挨拶
ミューゼス研究会は、日本の山村に伝承されてきた知識を調査し、環境保全・創造する活動を通じて、持続可能な地域社会をめざす「エコミュージアム日本村」の活動を平成18年から行っています。
今回のセミナーは、源流を地域づくりのキーワードで村づくりを行っている小菅村において、源流の郷、トランジションタウン、美しい村連合の3代表から報告と、全国的に話題になっている地域消滅論についての講演をいただき、全国の山村が直面している課題等を検討する機会となればと思っています。
源流の郷小菅村
山々を源とする清流は、山郷を潤し、そのあちこちに生業が広がり、豊かな源流文化を育んできました。こうした源流には、先人から受け継がれた「技」や「知恵」が存在しています。こうした人間社会の源こそ源流にほかなりません。21世紀は、源流が輝き源流が大切にされる環境の時代だと思います。小菅村は、源流の価値や魅力を前面に出し、源流にこだわり源流を活かした村づくりを展開しています。
全国のトランジションタウン活動と藤野の例
「日本で最も美しい村」連合が目指す地域社会の未来
(単著)『限界集落の真実 過疎の村は消えるか?』筑摩書房、2012年、 『東北発の震災論 周辺から広域システムを考える』筑摩書房、2013年、 『地方消滅の罠 増田レポートと人口減少社会の正体』筑摩書房、2014年、
『リスク・コミュニティ論 環境社会史序説』弘文堂、2008年
(共著・共編著・編著) 『白神学』第1巻?第3巻、ブナの里白神公社、2011?2013年、『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』明石書店、2012年、 『人間なき復興 原発避難と国民の「不理解」をめぐって』明石書店、2013年、 『災害ボランティア論入門』弘文堂、2008年、『津軽、近代化のダイナミズム』御茶の水書房、2008年、 『震災ボランティアの社会学 <ボランティア=NPO社会>の可能性』ミネルヴァ書房、2002年、 『災害都市の研究―島原市と普賢岳―』九州大学出版会、1998年、 『津軽学』(最新は第9号、津軽に学ぶ会)の活動にも参加
地域(場)の伝統知に学び、暮らす
申し込み方法;下記の申し込み先にe-メールでお願いします。参加費の事前送金は下記の郵便振替口座にお願いします。10月末日までにお申し込みください。
Fax:0428-87-0165 e-メール: npo-inch@wine.plala.or.jp
郵便振替口座:00100―2―665768 特定非営利活動法人自然文化誌研究会
参加費: 必要な項目に○を付けて、合計金額を書いてください。
1) 資料代など1,000円、2)懇親会参加費3,000円、3)体験参加費500円、4)宿泊(1泊朝食)6,500円
第36回環境学習セミナー
『明日の小菅村を探る』 ~持続可能な地域社会の再検討~
過疎高齢化や限界集落など悲観的な用語が世間を飛び交う中で、日本の山村は多くの課題を抱えながらも、素のままの美しい暮らしを、今に継承してきた。源流の郷(小菅村発)、エコミュージアム(フランス発)、トランジションタウン(イギリス発)、美しい村連合(フランス発)の4つの代表的事例からその活動経験を学び、地方消滅論を再検討し、これを克服する方策を探る。現在、人口700人余の小菅村でも、源流の郷やエコミュージアム日本村など、以前から多く村づくりの取組みがなされている。これらの経験を自ら学び直し、また、他村の経験をともに学ぶためのセミナーにしたい。
日時:2015年11月14日(土)~15日(日)
場所:山梨県小菅村 役場および中央公民館
参加費:資料代など1,000円、懇親会参加費3,000円、体験参加費500円、宿泊(1泊朝食)6,500円
連絡問合先:NPO法人自然文化誌研究会 事務局 黒澤友彦
e-メール npo-inch@wine.plala.or.jp Tel: 0428-87-0165 携帯 090-3334-5328
主催:NPO法人自然文化誌研究会、エコミュージアム日本村/ミューゼス研究会
共催:NPO法人ECOPLUS、協力:東京学芸大学環境教育研究センター
後援:小菅村、小菅村教育委員会、小菅村商工会、小菅村観光協会
※この事業は 公益財団法人 国土緑化推進機構 「緑と水の森林ファンド」の助成を受けて開催しています。
プログラム:
11月14日(土) 『明日の小菅村を探る』~持続可能な地域社会の再検討~
昼の部~会場は小菅村役場新庁舎
12:30~ 受け付け開始 小菅村役場新庁舎
13:00~13:20 趣旨案内と挨拶 青柳諭(ミューゼス研究会代表)
13:20~13:50 源流の郷小菅村 佐藤英敏(小菅村教育長)
13:50~14:20 全国のトランジションタウン活動と藤野の例
小山宮佳江(NPO法人トランジション・ジャパン共同代表)
14:20~14:30 休憩
14:30~15:00 「日本で最も美しい村」連合が目指す地域社会の未来
杉一浩(NPO法人「日本で最も美しい村」連合 常務理事)
15:00~15:30 講演 地方消滅論の再検討 山下祐介(首都大学准教授)
15:30~15:40 休憩
15:40~16:30 質疑応答など
16:30~16:45 まとめ 木俣美樹男(東京学芸大学名誉教授)
夜の部の会場は小菅村中央公民館、植物と人々の博物館の展示案内。
18:30~20:30 懇親会(フリートーク・立食、宿はR&B)
11月15日(日) 『小菅村を楽しむ』
トレイルマップがあるので、希望者は各自で散策できます。
9:00~ 集合・説明
9:30~11:30 体験へ出発
① こんにゃく体験と掛け軸畑(橋立地区:木下新造)
② 養殖業と天神山(川池地区:小菅一芳)
11:30 そのまま集合せずに解散、昼食は各自で。
趣旨案内と挨拶
青柳諭(ミューゼス研究会代表)
本日は、第36回環境学習セミナー「明日の小菅を探る」~持続可能な地域社会の再検討~にご参加いただき感謝申し上げます。ミューゼス研究会は、日本の山村に伝承されてきた知識を調査し、環境保全・創造する活動を通じて、持続可能な地域社会をめざす「エコミュージアム日本村」の活動を平成18年から行っています。
今回のセミナーは、源流を地域づくりのキーワードで村づくりを行っている小菅村において、源流の郷、トランジションタウン、美しい村連合の3代表から報告と、全国的に話題になっている地域消滅論についての講演をいただき、全国の山村が直面している課題等を検討する機会となればと思っています。
![]() |
平成53年に小菅村役場に勤務、源流振興課、総務課等を経て、 平成22年に小菅村役場を退職。 平成22年よりミューゼス研究会代表 |
佐藤英敏(小菅村教育長)
小菅村は、昭和62年の「多摩源流まつり」の開催を機に『源流の郷』を意識したむらづくりを展開してきました。それは、小菅村が首都圏を流れる多摩川の源流域に位置するという現実からでした。多摩川流域には、400万人を超える住民が暮らし、その流域と交流と連携を深めようというものでした。山々を源とする清流は、山郷を潤し、そのあちこちに生業が広がり、豊かな源流文化を育んできました。こうした源流には、先人から受け継がれた「技」や「知恵」が存在しています。こうした人間社会の源こそ源流にほかなりません。21世紀は、源流が輝き源流が大切にされる環境の時代だと思います。小菅村は、源流の価値や魅力を前面に出し、源流にこだわり源流を活かした村づくりを展開しています。
![]() |
・昭和30年に小菅村に生まれる ・高校、大学の7年間村を離れる ・昭和53年から小菅村役場に勤務 ・平成24年から現職になり、現在に至る |
全国のトランジションタウン活動と藤野の例
小山宮佳江(NPO法人トランジション・ジャパン共同代表/トランジション藤野メンバー)
持続可能な暮らしを地域で暮らす仲間とともに創り出す活動。地域の資源を見直し、身の丈にあった、できること、やりたいことを楽しくつながることで息の長い活動をし、シフトした地域を増やすことで持続可能な社会の実現を目指しています。丁寧な暮らしと、環境とひとりひとりが尊重される社会の創造。世界、全国のトランジションタウンという活動のしくみと相模原市旧藤野町での活動例をご紹介させていただきます。![]() |
(略歴)地に足がついた生活に憧れて、自然と調和した暮らしの手がかりとしてパーマカルチャーを学び2009年に藤野に移住。トランジションタウンの活動に重きを 置き、持続可能な生き方、地域づくりを模索中。自然、自分、他者とのつながりに興味を持ち、実践、発信している。トランジション藤野の活動。NPO法人トランジション・ジャパン共同 代表。一般社団法人藤野観光協会に勤める。 |
杉一浩(NPO法人「日本で最も美しい村」連合 常務理事)
NPO法人「日本で最も美しい村」連合は本年設立10周年を迎え、6月には北海道美瑛町での総会・戦略会議の開催に合わせて、「世界で最も美しい村」連合会の総会が開かれた。連合組織の原点は、入会合否の資格審査があることと相互に学び合う場を提供することで、自立の村づくりを目標に据えて、成熟社会の持続的地域モデル構築を目指している。加盟町村の人口減を食い止めて持続的な美しい村を実現、地域資源を未来に継承するためには、経済的な自立と住民自治が2本柱。54の加盟町村には多様な分野で優れた先進事例を持った町村も多く、更には仏、伊、独への学びの旅から自立の村作りの多くのヒントを得て来た。連合が継続的な学習活動で展開している自立の村作りへの先進事例を紹介する。
山下祐介(首都大学准教授)
研究業績・著書・論文、その他、それに準じる業績(単著)『限界集落の真実 過疎の村は消えるか?』筑摩書房、2012年、 『東北発の震災論 周辺から広域システムを考える』筑摩書房、2013年、 『地方消滅の罠 増田レポートと人口減少社会の正体』筑摩書房、2014年、
『リスク・コミュニティ論 環境社会史序説』弘文堂、2008年
(共著・共編著・編著) 『白神学』第1巻?第3巻、ブナの里白神公社、2011?2013年、『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』明石書店、2012年、 『人間なき復興 原発避難と国民の「不理解」をめぐって』明石書店、2013年、 『災害ボランティア論入門』弘文堂、2008年、『津軽、近代化のダイナミズム』御茶の水書房、2008年、 『震災ボランティアの社会学 <ボランティア=NPO社会>の可能性』ミネルヴァ書房、2002年、 『災害都市の研究―島原市と普賢岳―』九州大学出版会、1998年、 『津軽学』(最新は第9号、津軽に学ぶ会)の活動にも参加
地域(場)の伝統知に学び、暮らす
木俣美樹男(東京学芸大学名誉教授)
都市民は、健康で幸せであるために、自然の一員としてのヒトの暮らし方、素のままの美しい暮らしを農山村民から学ぶのがよい。地域(場)で長老たちから暮らしの技能を体験的に学び、手間暇かけて、自給の不便から学び、暮らしのあり方をゆっくりと自分で納得しながら、より良く変える。このためには、農山村民はムラ社会(実は都市も含めて、日本の社会組織の一般性質)をより開放的にせねばならない。こうして、農山村民と都市民の確かな連携、協働ができれば、永続する暮らしのあり方を探りながら新たな文明へと向かう可能性が開ける。この可能性を具体化する実践事例が、世界各地で行われている地域(場)で学ぶ活動において展開されている。申し込み方法;下記の申し込み先にe-メールでお願いします。参加費の事前送金は下記の郵便振替口座にお願いします。10月末日までにお申し込みください。
Fax:0428-87-0165 e-メール: npo-inch@wine.plala.or.jp
郵便振替口座:00100―2―665768 特定非営利活動法人自然文化誌研究会
参加費: 必要な項目に○を付けて、合計金額を書いてください。
1) 資料代など1,000円、2)懇親会参加費3,000円、3)体験参加費500円、4)宿泊(1泊朝食)6,500円
合計 円
白山まるごと体験教室④「漁師から聞く白山麓の動物話」
先週の11/1(日)、石川県白山自然保護センターのイベントに初めて参加してきました。
今回は、 「漁師から聞く白山麓の動物話」というタイトルで。
・まずは、保護センターの職員Eさんからの導入。
白山麓で見られる主な動物は、 ニホンザル、イノシシ、カモシカ、ニホンジカ、ツキノワグマの5種類。
イノシシも段々と勢力を西から東へと拡大して、今では 能登半島の先端の方まで現れるようになってきた。S21~の報告でこれまでに捕獲数の報告が全然無かったものが、H5年程度から徐々に増加し、H25年では3,000頭あまりが捕獲されている。
80年前には白山麓にはいなかったシカが、最近は福井方面たらどんどんと入って来ていて、見られるようになってきた。H26年に47頭、今後も今のままでは増加するだろう。
他、動物の糞の違いや寝床、熊だな、シカの角の話、マーキングの話など。
・白山麓で古くから猟をされている猟師Hさん(65歳)から、グループでの熊打ちのお話。
10~15人のグループで行っていたツキノワグマ猟(S50年代のまき打ち)の話。
集落では、学校の先生が赴任したらすぐに銃の資格を取って、山での鳥や獣を得て、タンパク源を確保する役割を担う一人だった。
熊は、かしこくて、臆病な動物。鼻と耳はいいが、目が悪い。朝・夕に行動して、昼は寝ている。
猟は、朝6-7時に親方の家に集合。
熊場から熊を捜し、、、
・向かい打ち(谷の逆の山にある熊場から熊の動きを監視する人、勢呼などへサインを出す)
・打ち手(熊が居る山の頂上で待つ本打ち+左右に2人ずつくらい、計5人)
・勢呼(熊を山の下から呼び、上へ追い上げる人、底(大声で上へ追い上げる人)1人、肩(左右で、熊の上がる方向ぶれを修正する人)2人、計3人くらい)
獲れた熊は、1-1.5hで解体。
毛皮(鞣して使う)、肉(初熊は集落の人へ少しずつ配る。保存は、みそ漬けなど。)、内臓(熊の胃、胆のうetc)、骨などへ分類する。参加した猟師で"均等に"山分けする。
タチ(膵臓)は、山の神へ捧げる。小腸は、木の枝へ掛ける。
※西に向いて、背(東)の方へ、タチを放る。
ジビエの味は、季節やドングリ・ブナのなり具合によって、大きく変わる。
・現在、猟をしているふもと会Aさん。
今のふもと会でのイノシシの受け入れから、解体(洗浄・内臓出し・皮剥ぎ・骨抜き・真空パック・冷凍)、販売肉のランク分けについて。
実際に解体施設(石川県で初めて食肉処理業の許可を受けた野獣解体施設)の見学もしました。
※去年、石川県内で捕獲された3,000頭のイノシシの内、この施設に運ばれたのは200頭。
一般販売価格などの詳細は、こちらから↓↓↓
一般社団法人 白山ふもと会 野獣肉の販売(http://fumotokai.sakura.ne.jp/service.html)
その後、イノシシ鍋の試食。脂がのっている冬のイノシシ肉と脂があまりない夏のイノシシ肉の食べ比べなど。
※メニューは、猪骨の野菜スープ、味しゃぶ、焼き肉、骨付きモモ丸焼き、レバーのかつ、タン・ハツetc
・午後は、野生動物の痕跡さがし。
尾口地区の里山へ入って、 ククリワナの実演とシカ害などの観察をしました。
今回は、 「漁師から聞く白山麓の動物話」というタイトルで。
・まずは、保護センターの職員Eさんからの導入。
白山麓で見られる主な動物は、 ニホンザル、イノシシ、カモシカ、ニホンジカ、ツキノワグマの5種類。
イノシシも段々と勢力を西から東へと拡大して、今では 能登半島の先端の方まで現れるようになってきた。S21~の報告でこれまでに捕獲数の報告が全然無かったものが、H5年程度から徐々に増加し、H25年では3,000頭あまりが捕獲されている。
80年前には白山麓にはいなかったシカが、最近は福井方面たらどんどんと入って来ていて、見られるようになってきた。H26年に47頭、今後も今のままでは増加するだろう。
他、動物の糞の違いや寝床、熊だな、シカの角の話、マーキングの話など。
・白山麓で古くから猟をされている猟師Hさん(65歳)から、グループでの熊打ちのお話。
10~15人のグループで行っていたツキノワグマ猟(S50年代のまき打ち)の話。
集落では、学校の先生が赴任したらすぐに銃の資格を取って、山での鳥や獣を得て、タンパク源を確保する役割を担う一人だった。
熊は、かしこくて、臆病な動物。鼻と耳はいいが、目が悪い。朝・夕に行動して、昼は寝ている。
猟は、朝6-7時に親方の家に集合。
熊場から熊を捜し、、、
・向かい打ち(谷の逆の山にある熊場から熊の動きを監視する人、勢呼などへサインを出す)
・打ち手(熊が居る山の頂上で待つ本打ち+左右に2人ずつくらい、計5人)
・勢呼(熊を山の下から呼び、上へ追い上げる人、底(大声で上へ追い上げる人)1人、肩(左右で、熊の上がる方向ぶれを修正する人)2人、計3人くらい)
獲れた熊は、1-1.5hで解体。
毛皮(鞣して使う)、肉(初熊は集落の人へ少しずつ配る。保存は、みそ漬けなど。)、内臓(熊の胃、胆のうetc)、骨などへ分類する。参加した猟師で"均等に"山分けする。
タチ(膵臓)は、山の神へ捧げる。小腸は、木の枝へ掛ける。
※西に向いて、背(東)の方へ、タチを放る。
ジビエの味は、季節やドングリ・ブナのなり具合によって、大きく変わる。
・現在、猟をしているふもと会Aさん。
今のふもと会でのイノシシの受け入れから、解体(洗浄・内臓出し・皮剥ぎ・骨抜き・真空パック・冷凍)、販売肉のランク分けについて。
実際に解体施設(石川県で初めて食肉処理業の許可を受けた野獣解体施設)の見学もしました。
※去年、石川県内で捕獲された3,000頭のイノシシの内、この施設に運ばれたのは200頭。
一般販売価格などの詳細は、こちらから↓↓↓
一般社団法人 白山ふもと会 野獣肉の販売(http://fumotokai.sakura.ne.jp/service.html)
その後、イノシシ鍋の試食。脂がのっている冬のイノシシ肉と脂があまりない夏のイノシシ肉の食べ比べなど。
※メニューは、猪骨の野菜スープ、味しゃぶ、焼き肉、骨付きモモ丸焼き、レバーのかつ、タン・ハツetc
・午後は、野生動物の痕跡さがし。
尾口地区の里山へ入って、 ククリワナの実演とシカ害などの観察をしました。
とても内容が充実していた体験教室でした!@西村
2015年6月6日土曜日
公的な白書等に見られる数値から
最近、様々な白書や試算が公表されていますね。
昨年末に、「国土のグランドデザイン2050」(国土交通省、2014/7/4)の話題(※1)を投稿しました。
(※1)
2010年に国土の無人地域が約53%(国土面積約38万km2に対し約18万km2)であるのに対し、35年後の2050年には約62%へ拡大する(出生率1.35を想定)ことが推計された。特に今の人口規模が小さい農山村での人口減少と都市部での人口増加が顕著に生じることから、結果的に「超都市の形成と無人地域の拡大」へと繋がる見通し。
先日は、 平成25年度食料・農業・農村白書(農林水産省、2015/5/27)が発表(※2)されました。
(※2)
現在、中心世代として農村を支えている高齢者(65歳以上)の人口が、10年後の2025年からは減少に転じる見通し。これを打破するために、若者の農業回帰による農山村の活性化への期待が述べられている。
ごく最近では、東京圏(1都3県)の介護需要の試算(日本創成会議・首都圏問題検討分科会、2015/6/4)が公表(※3)されました。
(※3)
2015年、団塊の世代(1947-1949年生まれのおよそ800万人)のすべてが65歳以上の高齢者。10年後の2025年には75歳以上となり、全国の介護需要が32%増、首都圏では45%増と見込まれています。そんな中、医療・介護の受け入れ能力が低い東京圏では医療や介護の人材が25年に約80万-90万人不足するという見通し。そのため、高齢者の移住促進が求められている。
"いずれはいずれは"と農山村の担い手不足への危惧が長年警鐘されてきましたが、これからの10-20年でついに現実的な危惧との直面なのかという印象ですが、超大都市の形成と無人地域の拡大が進む見通し、農山村の担い手不足、超大都市の医療・介護環境不足、別々の試算ではありますが、根底とする問題は密接に関連していますね。
過疎が進む北海道夕張市などでは、「人口減を前提としたコンパクトシティ構想」も進められているようですが、どういった政策や教育が、今後の社会形成には必要なのかな、、、と考えさせれます。
昨年末に、「国土のグランドデザイン2050」(国土交通省、2014/7/4)の話題(※1)を投稿しました。
(※1)
2010年に国土の無人地域が約53%(国土面積約38万km2に対し約18万km2)であるのに対し、35年後の2050年には約62%へ拡大する(出生率1.35を想定)ことが推計された。特に今の人口規模が小さい農山村での人口減少と都市部での人口増加が顕著に生じることから、結果的に「超都市の形成と無人地域の拡大」へと繋がる見通し。
先日は、 平成25年度食料・農業・農村白書(農林水産省、2015/5/27)が発表(※2)されました。
(※2)
現在、中心世代として農村を支えている高齢者(65歳以上)の人口が、10年後の2025年からは減少に転じる見通し。これを打破するために、若者の農業回帰による農山村の活性化への期待が述べられている。
ごく最近では、東京圏(1都3県)の介護需要の試算(日本創成会議・首都圏問題検討分科会、2015/6/4)が公表(※3)されました。
(※3)
2015年、団塊の世代(1947-1949年生まれのおよそ800万人)のすべてが65歳以上の高齢者。10年後の2025年には75歳以上となり、全国の介護需要が32%増、首都圏では45%増と見込まれています。そんな中、医療・介護の受け入れ能力が低い東京圏では医療や介護の人材が25年に約80万-90万人不足するという見通し。そのため、高齢者の移住促進が求められている。
"いずれはいずれは"と農山村の担い手不足への危惧が長年警鐘されてきましたが、これからの10-20年でついに現実的な危惧との直面なのかという印象ですが、超大都市の形成と無人地域の拡大が進む見通し、農山村の担い手不足、超大都市の医療・介護環境不足、別々の試算ではありますが、根底とする問題は密接に関連していますね。
過疎が進む北海道夕張市などでは、「人口減を前提としたコンパクトシティ構想」も進められているようですが、どういった政策や教育が、今後の社会形成には必要なのかな、、、と考えさせれます。
2015年5月24日日曜日
山菜採り@高倉山 =第5回ヤマダチ会=
昨日は、第5回ヤマダチ会に参加してきました。
「第5回ヤマダチ会~山菜をもとめて高倉山へ~」
日時:5月23日(土)小雨決行
8:30 受付開始(白山自然保護センター)
9:00~12:00 高倉山林道散策(予定)
12:30~14:00 山菜ランチ(白山ふも と会)
白山麓での山菜採りでは有名な大乗先生を講師に、木滑集落の高倉山(木滑集落の入会林で、通常は集落の方以外山菜は採れない所を、今回は特別に許可していただいたそう)にて行いました。
少し山菜採りには遅い時期だとは思いますが、午前の3時間で、
・ゴマナ(穂先)
・ウド(新芽)・・・きんぴらや掻き揚げに。
・クズ(新芽)・・・てんぷらに。太いものは、茎を生食できるようです。
・ワラビ・・・食べられるのは翌日です。
・アザミ(新芽)・・・いろいろな種類があるが、毒があるものはない。
・タラの芽
・オオナルコ・・・アスパラガスの様な姿。
・オオヨモギ・・・根から掘る。
・リョウブ(若葉)・・・"リョウブ飯"として、ご飯のカサ増しに用いられた。コシアブラを混ぜると好き嫌いがあるが、リョウブは主張が強くないので子供でも大丈夫なので、より好まれた(下記参照)。
・ギボウシ
・モミジガサ(キノシタ)
・ソバナ・・・食べると"おなら"がでるらしい。青じその様な見た目。
・ゴマナ
・ハリエンジュ(ニセアカシア)
・ハンゴン草・・・天ぷら、きんぴらに。
・ワサビ(葉)
・ミヤマイラクサ
・山椒・・・香り付けに。
・藤の花
・ウド
など、20種類以上!の山菜を発見&収穫することができました。
また、ホウチャクソウ(毒草)とアマドコロ・オオナルコの見分け方も、現地で根や茎の分岐の仕方を比べながらレクチャーを受けました。
途中、カモシカ(天然記念物なので、狩猟獣ではない)を見かけたり、残雪に触れたり、展望を眺めたり、山に入ってこその出会い?遭遇?もありました。
お昼は、白山ふもと会へ移り、収穫した山菜をてんぷらやおひたしにして、ふもと会の商品開発メニュー(猪オヤキ、猪ウインナー、エゾジカウインナー、熊汁)とともに、おいしくいただきました☆
秀さんの提案により、リョウブ飯も!里山の幸の豊かさを改めて実感できたイベントでした。
昨今の里山では、集落外(都市部の人など)の人たちによる、山野草の盗掘に悩まされているようです。山道の入り口を閉鎖したりと対策はしているようですが、なかなか目が届かない様子。。。
山菜の取り方を知らない人々の乱獲により、里山に回復ができないダメージも出ているそうです。
「毎年、同じところで同じように採りたかったら、正しい採り方を知って山菜採りに出る必要がある」
と教わりました。
例えば、
・コゴミやゼンマイは、株で育っているので、収穫の効率としては株ごと鎌で刈って持って行く人がいるが、それでは株ごと死んでしまう。2~3本、株の中でも残しておいてあげないといけない。
・草ごと採ってかえって食べられない部分を後で捨てるのではなく、現地で上部の新芽だけとることで、脇から次に成長できる新芽が育つように(タラの芽など)。
少しの知識や気遣いだけで、里山の恵みを後世に残しやすくできるのに、もったいないですね。
山菜採りイベントなどを通じて、この知恵をつなげて行ってほしいと思いました。
西村
「第5回ヤマダチ会~山菜をもとめて高倉山へ~」
日時:5月23日(土)小雨決行
8:30 受付開始(白山自然保護センター)
9:00~12:00 高倉山林道散策(予定)
12:30~14:00 山菜ランチ(白山ふも
白山麓での山菜採りでは有名な大乗先生を講師に、木滑集落の高倉山(木滑集落の入会林で、通常は集落の方以外山菜は採れない所を、今回は特別に許可していただいたそう)にて行いました。
少し山菜採りには遅い時期だとは思いますが、午前の3時間で、
・ゴマナ(穂先)
・ウド(新芽)・・・きんぴらや掻き揚げに。
・クズ(新芽)・・・てんぷらに。太いものは、茎を生食できるようです。
・ワラビ・・・食べられるのは翌日です。
・アザミ(新芽)・・・いろいろな種類があるが、毒があるものはない。
・タラの芽
・オオナルコ・・・アスパラガスの様な姿。
・オオヨモギ・・・根から掘る。
・リョウブ(若葉)・・・"リョウブ飯"として、ご飯のカサ増しに用いられた。コシアブラを混ぜると好き嫌いがあるが、リョウブは主張が強くないので子供でも大丈夫なので、より好まれた(下記参照)。
・ギボウシ
・モミジガサ(キノシタ)
・ソバナ・・・食べると"おなら"がでるらしい。青じその様な見た目。
・ゴマナ
・ハリエンジュ(ニセアカシア)
・ハンゴン草・・・天ぷら、きんぴらに。
・ワサビ(葉)
・ミヤマイラクサ
・山椒・・・香り付けに。
・藤の花
・ウド
など、20種類以上!の山菜を発見&収穫することができました。
途中、カモシカ(天然記念物なので、狩猟獣ではない)を見かけたり、残雪に触れたり、展望を眺めたり、山に入ってこその出会い?遭遇?もありました。
お昼は、白山ふもと会へ移り、収穫した山菜をてんぷらやおひたしにして、ふもと会の商品開発メニュー(猪オヤキ、猪ウインナー、エゾジカウインナー、熊汁)とともに、おいしくいただきました☆
秀さんの提案により、リョウブ飯も!里山の幸の豊かさを改めて実感できたイベントでした。
昨今の里山では、集落外(都市部の人など)の人たちによる、山野草の盗掘に悩まされているようです。山道の入り口を閉鎖したりと対策はしているようですが、なかなか目が届かない様子。。。
山菜の取り方を知らない人々の乱獲により、里山に回復ができないダメージも出ているそうです。
「毎年、同じところで同じように採りたかったら、正しい採り方を知って山菜採りに出る必要がある」
と教わりました。
例えば、
・コゴミやゼンマイは、株で育っているので、収穫の効率としては株ごと鎌で刈って持って行く人がいるが、それでは株ごと死んでしまう。2~3本、株の中でも残しておいてあげないといけない。
・草ごと採ってかえって食べられない部分を後で捨てるのではなく、現地で上部の新芽だけとることで、脇から次に成長できる新芽が育つように(タラの芽など)。
少しの知識や気遣いだけで、里山の恵みを後世に残しやすくできるのに、もったいないですね。
山菜採りイベントなどを通じて、この知恵をつなげて行ってほしいと思いました。
西村
2015年3月30日月曜日
新宿駅のBECK'S COFFEEで見つけました。
人が食用として飼育するようになった牛肉や豚肉とは違い、自然界から頂けるジビエ。
最近、その価値が見直されてきていると聞きますが、都会にもその波は着実に届いて来ているのでしょうか?
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