2014年2月17日月曜日

狩猟への道1 =狩猟免許試験の事前講習会編=

今日は、狩猟免許試験を受けてきました。
結果はどうなるかは分かりませんが、受験に際し分からないことだらけだったので、簡単にまとめてみたいと思います(あまり事前に調べても分からなかったので、一つの参考情報までに)。
※詳しい状況は、各都道府県でも異なると思うので、各人の責任に任せまーす。


<基礎知識>
狩猟を始めるには、”狩猟免許&狩猟登録”が必要。
・(狩猟講習会→)狩猟免許(あみ, ワナ, 装薬銃 and/or 空気銃)→各年の狩猟登録

銃による狩猟の場合は、、、
・猟銃等講習会→射撃教習→猟銃の購入・所持が必要。
※狩猟ではなく射撃なら、これのみで可。

・この他、ハンター保険の加入義務などがあります。

ということで、先ずは狩猟免許試験の講習会編です。


=事前講習会=
都道府県の猟友会が開催してくれるもの。
当日の筆記試験のポイント、実技試験の内容もここで教えてくれるので、必須です!

石川県では、受講料;無料。テキスト;700円。例題集;1,500円。
○法令、猟具の取扱、鳥獣の判別;9:00~12:00
○実技指導&練習;13:00~17:00

昨日は、今年度第三回の講習会。
なんと、参加者は100人位でした(銃20人、網・わな80人程度)。
50代前後の男性陣が8割方でしたが、30歳前後の層の人たちも20人位参加していました。
女性陣も5~6人。

午前中は、猟友会の人が講師になって、テキストや例題集を使って、重要なポイントを解説してくれます。マーカーを引いて、出やすい&重要事項を確認。

-昼食-

午後は、「網・わな組」と「銃組(装薬銃・空気銃)」に 分かれて、実技練習。
ワナの組み立てを習う人々、模擬練習用の猟銃を使って、実際の試験と同様の動きを練習する人々。
実技練習に納得するまでトコトン繰り返して、各自流れ解散でした。

西村俊

2013年10月11日金曜日

今年も焼畑へ参加

もう2か月も経ってしまいましたが、今年も2013年8月10日(土曜日)に白峰の焼畑イベントへ参加してきたので、その報告を簡単に記載します。焼畑の詳細は、去年の報告(下記)を参照して下さい。今年は、簡単に作業工程を写真で紹介したいと思います。

⓪ 焼畑の斜面を決めて、藪はらいと撒きの切り出し、乾燥。
⓪ 斜面にまきを組む。
  ※今回も3段です。小枝~丸太まで、大きさは様々。着火用に杉の葉が入っています。また、各段は、小枝の支柱で固定されていて、段々と燃えて下げる時に、その支柱を軽く外せるようになっている。
① 着火。虫送りのたいまつの様ですが、杉の葉です。
  ※上段から着火します。山火事にしてしまうのは下段から着火した人だとか、、、。
② 上段が燃えてきました。途中、丸太なども投げ入れて、継いでいきます。
③ 火を下の段へ送るときには、「イブリ」と呼ばれる長い柄のついたトンボを使い引きます。意外 と熱いし、均一に木を下すのは一苦労です。
④ 全部の段が燃えきるのに、3時間程度かかります。
⑤ 地面が冷めてきたら、桑で耕します。木の根を切るのが大変。
  ※ヤマ鍬でないと耕せません。農耕鍬はNG.
⑥ 種をばらまきで撒いて完成。
  ※均質に撒くにも熟練した技が必要。

今年も焼畑大根の収穫が楽しみです★

西村俊

p.s.1; 下記のps.2の問題解消しました。アーカーティブ全件閲覧可能になりました☆

2013年6月21日金曜日

今年も田植え

富山県城端で田植えをしてきました。苗取りをして、転がして筋を作って、植える。
昔から続く単調な手作業ですが、自然の中で黙々と励む。
ただそれだけの事なのに、情操を養ったり、季節を感じられたり。
久しぶりに農体験をして、昔から続く手作業の協働について、深いんだなーと思った次第です。

子どもたちは、おたまじゃくしやカエル取に一生懸命でしたが、どろどろになれるのもこんな場があってこそですね。
ブヨにたくさん足を食われて、数日間はカイーカイーでした。

西村 俊

p.s.1; GWは源流祭りの際に博物館の公開も行ったのですが、すっかり報告を忘れていました。すみません。
p.s.2; 枠の都合上、HP上からは現在過去のアーカーティブが数件しか見られません。ブロガー経由だと、古いのも確認できます☆

2013年2月24日日曜日

堅豆腐


色々な地域にあるようですが、石川県の白峰にも堅豆腐の文化があります。縄で縛っても型崩れしないという堅豆腐。
・【堅豆腐を使った大好評の創作カレー】
・【堅豆腐の味噌漬け(堅豆腐を特製の味噌に半年かけて浸け込んだ一品。お酒のつまみにちょうどいい。)】

最近は、【おからふりかけ】も出ているようです。

かつては重要なタンパク源、今は観光資源としても活かされています。

西村

2013年2月10日日曜日

莫大海(バクダイカイ)


獏大海の実をお湯の中に浸けておくと・・・

先日、金沢市の小料理屋さんで晩御飯を頂く機会がありました。


その時、お刺身の中にあった茶色い海藻のようなもの。

食べてみると、味もないし、、、、

何かわからない我々に、実物を持ってきて説明してくれました。

木の実を乾燥させたもので、 お湯に浸しておくと種子の周りの果肉が膨張して、大きくなる(右の図)。

お刺身の箸休めなどに使われているようです。

調べてみたら、インターネットでも購入可能でした。興味のある方は、みんなで試してみるのも 面白いかもしれませんね。

西村


2013年1月22日火曜日

トチ餅作り

トチ餅搗きに行ってきました。トチモチって、実はすごい手間暇のかかるものなんですね。

1.トチの実を拾う(シーズンは、9~10月)。
2.虫さらし(2~3日浸水して、トチの実から虫を出す)
3.干す(2~3週間、天日干し);ここの乾かし方で、薄皮のむきすさが決まるそうです!!!
4.皮むき (金づちで割る!)
5.あく抜き(流水に2週間さらす→灰汁で7~8時間煮る→灰洗い);ここのアクの抜き方で、とちもち独特の風味が決まる!
 ※あくを抜きすぎると味気がないし、あくがありすぎると苦い。昔は、この加減で、どこの家のとちもちがいいかと話題になったほどのようです。
6.もち米を蒸す時に、同時にトチのみを蒸す
7.餅つき
できあがり~~~

トチモチ搗きと同時にアワもちも搗きました。


西村 俊



2012年12月5日水曜日

かましいりこ

"かまし"とは、シコクビエのこと。
穂が鴨の足に似ていることから、「カモアシ」→「カマシ」となったという話。
白山ろく白峰地区では、"かまし"を挽いて炒ったもの(炒り粉)をお湯と練り合わせて食べる「かましいりこ」という食べ物が、おやつ代わりに食べられていたようです。
山間部の栄養補助食品である雑穀を、より食べやすくする工夫ですね。
カマシイリコそのままというよりは、砂糖を加えて食べるのが一般的なようです。

最近では、 かましせんべいなども商品化されているようです。

西村